戸畑郷土史会とは

ごあいさつ                     戸畑郷土史会会長  上田泰正

皆さん、こんにちは。戸畑郷土史会会長の上田です。 

霍公鳥 飛幡の浦に敷く波の しばしば君をみむよしもかも 

万葉の昔から名の知られた戸畑には長い歴史と伝統があります。一緒に楽しく学び語り継いでいきましょう。

活動内容

毎月第一日曜日の9時45分から、戸畑図書館で例会を行っています。前半1時間は各会員の3分間スピーチを行い前回から1か月間の個々人の活動について話します。後半は会員の輪番で30分卓話の時間です。古代から近代まで、会員さんの研究成果の発表です。11月の文化祭では代表者により1年分の研究をまとめた発表会を行います。創立当初の史話会の精神を引き継ぎ、物語を語り、知識を知恵に変えていきましょう!

 

戸畑郷土研究会と戸畑郷土史会のこれまでの歩み           上田泰正

1.戸畑郷土研究会

1947(昭和22)年に私たちの先代の方々が戸畑郷土研究会をつくり、戸畑の史実、伝説、民俗、民謡、民芸、考古学等に関する資料の収集や郷土史の調査研究を行い、各会員の研究成果は小論文にまとめて機関紙「郷土戸畑」や「戸畑郷土史」などに掲載しています。戸畑の歴史本として貴重な資料です。私たちは、戸畑郷土史研究会の会員が作成した郷土戸畑や戸畑郷土史等を永久保存して、次世代に引き継いでいかなければなりません。

初代会長 青木由郎氏(戸畑市会議員) 

二代会長 佐藤大雄氏(戸畑市会議員、医師)

主な作成資料 

郷土戸畑 第1号(昭和33.4.1)~第20号(昭和55.8.1) 20冊

戸畑郷土史 一編(昭和32年2.1)、戸畑郷土史 二編(昭和34年7.1)

戸畑豆辞典(昭和32~33) 戸畑豆手帳(昭和34) 記事は607件


2.戸畑郷土史会

戸畑の歴史に興味を持ち、郷土史を調査研究している方々が浅生公民館、三六公民館等に集まって勉強会をしていたようです。また、個人的に自宅や図書館で郷土史を勉強している市民も多いと聞いています。平成8年~9年頃から浅生公民館で定期的に勉強会をしていた本田幸信氏が戸畑郷土史会設立を提案して、安藤涼二氏、青木勇二郎氏、山中健輔氏らが中心になって会員募集、会員名簿作成、会則制定、調査研究内容、戸畑文化連盟への団体登録申請などを決めて2001(平成13)年6月10日に正式に戸畑郷土史会を発足させました。

初代会長 本田幸信氏(当時北九州俳句協会会長)

二代会長 安藤涼二氏

三代会長 小石義則氏

主な作成資料 

郷土戸畑 第21号(平成13年)~第38号(令和4年) 19冊